健康と美容の為に③ 腸
第二の脳とも言われる腸!腸が健康に重要である、と最近良くテレビなどで取り上げられています。
免疫細胞の6,7割が腸に存在していて、腸内細菌が免疫に大きく影響しています。
腸内フローラと言われていて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌にわかれて、そのバランスが大事だと言われています。
そのため善玉菌を増やす為に発酵食品を多く摂ると良いということで発酵食品がスーパーなどでも多く売られています。
乳酸菌やビフィズス菌にもいろいろあるのでいろんな発酵食品をバランス良く食べると良いでしょう。
この辺は良くテレビなどで良くやっているのでご存じの方も多いでしょう。
しかし乳酸菌などを良く摂っていても、腸の調子が良くならないことがあります。
腸は必要な栄養などの物質を吸収する役割がある一方で、不要なものを入れないようにするフィルター機能があります。このフィルターの役割の一部も腸内細菌が担っています。
しかし砂糖、消化されにくい小麦、牛乳、トランス脂肪酸、化学調味料たっぷりのウィンナーなどの加工食品、農薬たっぷりの野菜などを日常的に摂取していると腸に炎症をおこすそうです。
炎症が長引くと不要なものを排除するフィルターが壊れて、有害物質が体内に侵入してきます。「漏れる腸」リッキーガットという状態です。
脳にも同じく有害なものを排除するフィルターがあります。
しかし、リッキーガットの状態になると、脳のフィルターを壊し脳の炎症にもつながるそうです。
腸は消化、吸収、排泄、免疫にかかわる大切な臓器です。
リッキーガットにより体内に有害物質を循環させないように、乳酸菌食品や飲料を意識的に摂取するだけでなく、農薬や化学調味料、質の悪い油、砂糖、消化されにくい小麦、牛乳などなるべく避けることも健康にとっては重要です。
体は食べたものでつくられます。
日ごろから自分が口にするものはどういうものなのか気を付けることが健康と美容の近道になると思います。