揉み返しはなぜ起こるのか？

肩こりがひどいのに肩を揉むと揉み返しで逆に辛くなる。
よく聞く話ですね。
お金をかけて辛くなるようでは悲しいですね。
さてなんで揉み返しになるのでしょう？
強く押しすぎたりなど刺激が強いからですね！
身体はある程度以上押されると反発して体の中から押し返すようになります。
その反発が強いほど揉み返しになりやすくなるのです。

ではどのくらいの強さがちょうどいいのか？
これが難しいところですね。
だいたい施術を受ける側がちょうどいい、と思う強さは
強すぎる事がほとんどです。
なぜなら感覚はマヒするからです。
お灸をやったことがあるかたならわかるかもしれませんが
凝りがひどい時はお灸の熱さが感じない事があります。
火をつけているわけだから絶対に熱いはずですよね？
それでも感じないのです。
押される時も同じく凝りすぎると感じないのです。

風邪をひいた時に味覚が鈍くなりますよね？
この時に調味料を大量に使えば味がわかるかもですが
健康に悪いですよね？
正常時においては濃すぎて食べられません。
ではマッサージ屋さんとかで
「このくらいの強さでどうでしょう」
「もう少し強くお願いします」
「ではこのくらいでどうですか」
「いいですね」
みたいな会話よくありますよね？
これはまさに風邪の時の調味料ドボドボと同じですね！
つまり麻痺している感覚に合わせてしまっているので
ちょうどよく感じるのがすでに強すぎるのです。

ではどうすればいいか？
風邪のときは風邪治せば味がわかるようになりますよね？
マッサージのときはのときは身体がカチカチに固まってしまって
感覚がなくなっているのだから
身体を緩めれば感じるようになるでしょ。

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